持続可能性のハイライト
S$5.8B
これまでに確保されたグリーンおよび持続可能な資金調達
>22,000
FY23/24にMapletreeのプロパティおよび運営しているコミュニティーに植樹された木の数
S$16.8M
FY23/24のCSR活動の取り組み
122
MWp
グループ全体における現場再生可能エネルギー設置容量の割合
50%
Mapletreeの上級管理職における女性の比率
Zero
関連法規に対する重大な違反の発生ゼロ
Mapletree持続可能性フレームワーク
当社では、持続可能性をビジネス戦略に組み込み、経済、環境、社会、ガバナンスの4つの柱をカバーするMapletree持続可能性フレームワークを確立しました。また、持続可能な成果を推進する際に経済が重要な要素であると考えています。
持続可能性への道筋を成功へと導くために、各柱の下でステークホルダー、運営環境、グループに大きな影響を与える重要な問題を特定し、13の国連持続可能な開発目標(UN SDGs)への整合性と貢献に取り組んでいます。
当社の持続可能性への取り組み
経済的パフォーマンス
Mapletreeでは、不動産開発、投資、資本および不動産管理における強みを活かし、多様化されたビジネスモデルの基盤を形成し、株主に持続可能な収入を提供し、変革により社会に経済的価値をもたらします。当社では、より広範な環境および経済的持続可能性の目標に沿って、低炭素で気候変動に強い経済への進展に積極的に貢献しています。

S$5.8B
これまでに確保された58億シンガポールドルのグリーンおよび持続可能な資金調達
77.5兆シンガポールドルの
AUM
S$738.2M
ドルの平均定期PATMI
S$19.2B
ドルのリサイクル収益
6.9%
の平均ROE
11.4%
の平均ROI
3.5X
のAUM比率
S$497M
ドルの手数料収入
強力なパートナーシップ
絶えず進化するビジネス環境において、Mapletreeがステークホルダーとのより深い協力関係を築くことは、ビジネス目標と持続可能な開発目標の両方を達成するために不可欠です。ステークホルダーのニーズをよりよく理解し、持続可能性の問題に取り組むため、多くのステークホルダーと定期的かつ積極的に関わるようにしています。

78%
過去3年間でシンガポール商業部門の平均満足度スコア78%
63%
シンガポールの運営物件の新しいサプライヤーの63%が社会的認証に準拠
43%
シンガポールの運営物件の新しいサプライヤーの43%が環境認証に準拠
グリーンリースリーダーズ ゴールド賞
米国物流部門
Mapletreeの米国(US)における物流ポートフォリオは、米国エネルギー省のBetter Buildings Allianceおよび市場変革研究所より、グリーンリースリーダーズ金賞を授与されました。この賞は、エネルギーおよび水効率、コスト削減、空気質改善、建物の持続可能性に関して協力的な行動を推進するために、最新化されたリース契約を実行した家主およびテナントが評価されたものです。

質の高い持続可能な製品およびサービス
世界グリーンビルディング評議会の洞察と国連の2030年までに都市人口が60%に達するという予測を受けて、Mapletreeはグリーンビルディングの慣行が都市の持続可能性に不可欠であることを認識しています。当社では、建物における居住者の快適さ、健康、安全を向上させ、当社が運営する施設周辺のコミュニティーに最大限プラスの影響を与えることを約束します。また、持続可能で活気のある適応力のある都市空間を創出するために貢献するグリーン開発イニシアチブを追求しています。さらに、気候変動に強いインフラをプロジェクトに統合することにより、持続可能でありながらも気候変動の課題に対処できる堅牢に整備された都市空間の創出に貢献しています。

100%
新しい開発の100%がグリーン認証を取得
SGBC-BCA持続可能性リーダーシップアワード – 都市再生2024
St James Power Stationに対する
ワイルドライフトラスト生物多様性ベンチマークアワード
グリーンパーク(レディング)に対する
米国物流部門のグリーンリースリーダーズ ゴ
ールド賞
Mapletreeは、所有する資産内で緑地を創出することに尽力しています。195エーカーの細心に手入れされた公園内に位置するグリーンパーク(レディング)は、テナントと生物多様性が調和して共生する都市の楽園です。グリーンパークはまた、バードウォッチングの天国でもあります。この公園では、鳥の巣箱の占有率が7%という驚異的なデータがあり、さまざまな種類の鳥がここを住処にしています。カワウ、アオサギ、グレーラグガン、クロウタドリ、白鳥、マガモが調和して共存しています。

エネルギーと気候変動
気候変動は、人間の健康、生態系、地域社会に重大な悪影響を及ぼします。2023年の世界経済フォーラムのグローバルリスク報告書では、今後10年間で気候変動および環境に対するリスクが高まることが世界的な懸念事項であることを強調しています。また、資源枯渇、気候緩和努力の遅延、脆弱なコミュニティーなど、これらの変化に対処するための支援が不足しているという課題が挙げられています。これに加え、規制環境の変化、消費者の嗜好、投資家の期待といったリスクが常に増加しており、これらはビジネス運営に影響を与える可能性があります。当社組織内で気候変動への対応が急務であることを認識し、不動産セクターが気候問題に対処するとともにし、脱炭素目標の達成に尽力しています。不動産セクターにおける二酸化炭素排出削減という取り組みにおいては、気候変動によるマイナスの影響とこの課題への対処におけるプラスの影響の両方が認められています。



122 Megawatt peak
グループ全体で設置された現場再生可能エネルギーのピーク容量は122メガワットで、FY22/23の容量のほぼ3倍に達しています。
>22,000
FY23/24にMapletreeのプロパティおよび運営しているコミュニティーに22,000本以上の木が植樹されました。
4-STAR GRESB
シンガポール商業部門で4-STAR GRESB評価を達成
Mapletreeは、アースアワーとアースデーの期間に地球への課題に取り組みました。持続可能性へのコミットメントの一環として、アースアワー期間中に不要なエリアのすべての照明を少なくとも1時間消しました。アースデーを記念し、複数のプロパティが空調温度を上げ、メインロビーや共用エリアの照明を消灯し、外観および装飾照明の消灯などに取り組みました。

水資源管理
世界銀行は、気候変動によって悪化した水不足に対する人道的および経済的影響を強調しています。水不足の地域では紛争が発生するリスクがあり、暴力に発展する可能性があります。さらに、水不足により、2050年までに一部の地域で最大6%の国内総生産が減少することで、農業、人間の健康、収入に悪影響を及ぼす可能性があります。この状況は、強力な水管理戦略が求められることを示しています。Mapletreeはこれを認識しており、リサイクルまたは再生水の使用を通じて気候変動への対処に尽力しています。さらに、ステークホルダーと積極的に協力し、水資源への気候変動の影響を軽減するための水保存戦略を採用しています。

6%
FY23/24に6%のリサイクル水(NEWaterを含む)を使用
4 acres
インドで水保存を促進するために4エーカーの干上がった湖が再生されました
重要な環境修復イニシアチブとして、Mapletree Indiaは約4エーカーの枯渇した湖を再生させました。樹木300本の植樹と余剰水路の建設により周囲の生態系が改善され、乾燥したエリアに水が流れるようになり、湖の水保持能力は約250%増加しました。

廃棄物管理
廃棄物管理が不十分であると、埋立地に送られる廃棄物からメタンが放出され、気候変動を加速させる要因となっています。当社では、開発および運営活動の副産物として廃棄物が出ることを認識しています。したがって、廃棄物の発生を減らし、自然環境を保護するという循環型経済を創出するアプローチに焦点を当てています。廃棄物を埋立地から転用することにより、メタン排出が軽減されるだけでなく、不適切な廃棄物処理による公衆衛生へのリスクも軽減されます。さらに、これらの取り組みから出た原料を再利用し、これらの原料に第二の命を与えています。これらの取り組みは、気候変動への適応力を高めるための戦略に不可欠であり、環境に配慮した当社の慣行を確実に体現することにもつながっています。

55,185 tonnes
廃棄物の55,185トンが廃棄処分から転用
4.5%
23/24年に4.5%の廃棄物がリサイクルのために送られました
Mapletreeのインド商業およびインド物流資産(Global Infocity Park Chennai(GIPC)、GTP、およびMapletree(Chakan)Logistics Park 2B)は、キャンパス内に有機廃棄物変換器(OWC)を設置しています。資産内で発生した湿った廃棄物のほぼ100%は堆肥とバイオガスに変換され、乾燥廃棄物はノート、ペン、鉛筆などの製品にリサイクルされています。

多様性と平等な機会
国際労働機関(ILO)では、平等、多様性、インクルージョンの水準の高さが、革新性、生産性、パフォーマンス、労働力の福祉に関連していると報告しています。これを受けて、Mapletreeは平等な機会を確保し、多様性を受け入れ、インクルーシブな労働環境を育むよう尽力しています。多種多様な従業員のスキル、背景、視点を活かし、従業員が自分は会社に必要とされている、会社を代表して仕事をしていると感じる企業文化を培っています。また、個人が最大限に自分の力を発揮できるようにチャンスを与え、当社の価値観に基づいた職場を作り上げることを目指しています。



53%
全体の労働力における女性の割合は53%
50%
Mapletreeの上級管理職における女性の割合は50%
20%
取締役会における女性の割合は20%
Mapletree Industrial Trustは、2024年にEquileapによって発表されたシン
Top 10
ガポールのジェンダー平等ランキングでトップ10にランクイン
従業員のエンゲージメントと人材管理
当社では、持続的な経済競争力において重要な役割を果たし、気候関連の課題に対処する能力を高め、環境の健全性に積極的に貢献し、人権をサポートするよう、従業員のエンゲージメントと人材管理に取り組んでいます。人権の尊重と包括的な労働環境、従業員の成長機会、公正かつ有利な雇用慣行を提供することにより、労働力を積極的に採用し、生産性を高め、忠誠心を育み、組織能力を構築します。


100%
の従業員が持続可能性に関するトレーニングを受けました
>70%
従業員エンゲージメント調査で70%以上の好意的なエンゲージメントスコア
49
各従業員の平均学習時間49時間
健康と安全
健康と安全は、回復力のあるコミュニティーを維持するために不可欠です。Mapletreeでは、安全対策の不備が従業員、労働者、ステークホルダーの健全性を危うくするだけでなく、評判や規制上のリスクをもたらすことを理解しています。したがって、すべてのプロパティにおいて強固な健康と安全の基準が適用されるように強調しています。これにより、コミュニティーの回復力が強化され、運営効率が向上し、従業員の権利と尊厳が守られます。さらに、安全で持続可能な環境を育むというコミットメントを達成することで、ステークホルダーの信頼を高めることも可能になります。

コミュニティーへの影響
Mapletreeは、当社が提供する個人やコミュニティーに対してメリットとなる価値を創出するよう取り組んでいます。グループは、ステークホルダーや受益者との長期的な協力関係を育むことで、私たちが運営する市場で次世代のために持続的な影響を生み出すことを目指しています。


S$16.8M
FY23/24でのCSR活動にコミットした1,680万Sドル
~S$120,000
FY23/24のMapletreeスタッフCSRプログラムの一環として提供された約12万Sドルの種子資金
27
FY23/24での27件の従業員主導のCSRイニシアティブ
MapletreeのCSRプログラムは、教育および医療イニシアチブを支援することによって個人に力を与え、芸術、機能的なデザイン、環境に配慮した不動産開発を通じてコミュニティーを豊かにするという2つの大きな目的があります。

倫理的なビジネス慣行
汚職は、透明性、公正さ、倫理的な行動を損ない、適切な機会を必要とする個人を阻害し、経済成長を抑制し、コミュニティーの長期的な環境および社会的福祉を脅かすリスクがあります。このような結末を避けるために、あらゆる状況で強力なガバナンスを追求することが不可欠です。

Zero
マネーロンダリング、詐欺、その他の種類の汚職に関する検証された発生ゼロ
法規制の遵守
汚職は、透明性、公正さ、倫理的な行動を損ない、適切な機会を必要とする個人を阻害し、経済成長を抑制し、コミュニティーの長期的な環境および社会的福祉を脅かすリスクがあります。このような結末を避けるために、あらゆる状況で強力なガバナンスを追求することが不可欠です。

Zero
関連法規に対する重大な違反の発生ゼロ
All
すべての従業員が反汚職ポリシーと手続きについてのコミュニケーションを受け取っています
All
すべての従業員が入社時に反汚職トレーニングを受けました